胆のうポリープ、胆石症(胆のう結石・胆管結石)
「健診で胆のうポリープが見つかった」 「食後に右の脇腹が痛むことがある」 「以前に胆石があると言われたが、そのままにしている」
このような経験がある方へ。胆のうや胆管に関わる病気は、症状が出にくく、放置すると重大な病気へ進展することもあります。
さいとう医院では、腹部超音波検査(エコー)を用いて、胆のう・胆管の状態を正確に評価し、必要に応じて専門医療機関と連携した治療までサポートしています。
胆のうポリープとは
胆のうの粘膜にできる隆起性病変で、多くは良性の「コレステロールポリープ」ですが、一部はがん化のリスクがあります。
注意すべきポイント
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10mm以上の大きさがある
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急激に大きくなる
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茎がなく、基部が広い形
これらが見られる場合は、経過観察の頻度を上げたり、外科的な対応を検討することがあります。
胆石症とは
胆のうや胆管に結石ができる病気で、症状が出る場合と出ない(無症候性)の場合があります。
胆のう結石
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胆のう内にできた結石
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食後の右上腹部痛、吐き気、膨満感など
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胆のう炎や総胆管結石へ進展することも
- 無症候性の場合は経過観察となる事が多い
胆管結石
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胆管内に結石が詰まり、黄疸や発熱、強い腹痛が出る
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無症候性でも治療(内視鏡的)が必要になることが多い
検査について
胆のう疾患の評価に用いる主な検査は以下の通りです。
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腹部超音波検査(胆石・ポリープの検出)
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血液検査(肝機能・炎症反応・膵酵素など)
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CT検査・MRI(必要に応じて連携医療機関へご紹介)
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内視鏡的胆道造影(ERCP/胆膵専門医のいる高度医療機関にて対応)
治療と対応
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無症候性の胆のう結石・ポリープ・・定期的な経過観察
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症状がある胆のう結石・・専門機関へご紹介し、外科的手術(腹腔鏡下胆のう摘出など)を検討
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緊急性のある胆管結石・・専門機関へ迅速にご紹介し、内視鏡的治療などを実施
よくある質問
Q1. 胆のうポリープはがんになりますか?
A1. 小さいポリープは多くが良性ですが、サイズが10mmを超える場合はがん化のリスクがありますので定期的な観察が必要です。
Q2. 胆のう結石があっても痛みがない場合は放っておいてよい?
A2. はい、無症状であればすぐに手術の必要はないことが多いですが、炎症や胆管への移動のリスクを踏まえ、定期検査をおすすめします。
Q3. どのくらいの頻度で検査を受けるべき?
A3. 年1回程度の超音波検査を目安としますが、状態によっては数ヶ月ごとのチェックが必要な場合もあります。
院長より
胆のうポリープや胆石は、健康診断や腹部超音波で偶然見つかることが多い病気です。
症状がないからといって安心せず、定期的な検査で変化を見逃さないことが、胆のうがんや胆管炎などの重大疾患を予防する第一歩です。
さいとう医院では、腹部エコーによる胆のうの精密な評価と、膵胆道疾患診療の経験が豊富な消化器内科専門医によるフォロー体制を整えております。
気になる症状がある方や、健診で異常を指摘された方は、どうぞお気軽にご相談ください。
