目や皮膚が黄色くなる(黄疸)
「鏡で見たら、白目が黄色くなっていた」 「家族に皮膚が黄色いと指摘された」
こうした黄疸(おうだん)の症状は、肝臓や胆道、血液の異常のサインかもしれません。 黄疸は内科的な緊急性が高い場合があるため、放置せずに早めに受診することが大切です。
さいとう医院では、消化器内科専門医が在籍し、腹部エコーや血液検査などを活用して原因を丁寧に調べ、必要に応じて連携病院への紹介も行っています。
黄疸とは?
血液中のビリルビン(赤血球が分解されてできる色素)が増えることで、皮膚や目の白目部分が黄色くなる状態を「黄疸」といいます。
黄疸の原因は大きく分けて3つに分類されます。
1. 肝前性(赤血球の分解が過剰)
-
溶血性貧血など
2. 肝性(肝臓自体の異常)
-
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、薬剤性肝障害など
3. 肝後性(胆汁の流れが悪くなる)
-
胆石、胆道がん、膵臓がんなどによる閉塞
主な症状
-
白目や皮膚が黄色くなる
-
濃い色の尿、薄い色の便
-
かゆみ
-
倦怠感や食欲不振
-
腹痛や発熱(原因によって)
当院での検査
黄疸の原因を調べるために、以下のような検査を行います。
-
血液検査(ビリルビン、肝機能、肝炎ウイルス、溶血マーカー、腫瘍マーカーなど)
-
腹部超音波検査(肝臓、胆のう/胆管、膵臓の状態確認)
-
CTやMRIなどの精密検査は必要に応じて連携医療機関をご紹介
治療について
黄疸の治療は、原因疾患に応じて異なります。
-
肝炎・・安静、薬物療法、ウイルスが原因の場合は抗ウイルス薬を検討
-
胆石や胆道閉塞・・手術や内視鏡的治療(連携医療機関をご紹介)
-
貧血や血液疾患・・血液内科との連携(連携医療機関をご紹介)
-
薬剤性・・原因薬剤の中止
よくある質問
Q1. 白目が黄色いのですが、すぐ受診した方がいいですか?
A1. はい。肝臓・胆道・血液などの重大な異常が背景にあることもあるため、早めに検査をおすすめします。
Q2. 黄疸が出ていても自覚症状がないことはありますか?
A2. はい、初期は無症状で進行する場合もあります。
Q3. 入院が必要なこともありますか?
A3. 原因によっては入院や精密検査が必要なこともあります。その場合は連携医療機関をご紹介します。
院長より
黄疸は、見た目の変化が目立つ一方で、自覚症状が乏しいまま重篤な病気が進行していることもある症状です。
さいとう医院では、消化器内科専門医が在籍し、早期発見・早期対応に力を入れております。
「白目が黄色いかも」「家族に皮膚が黄色いと指摘された」など、気になる変化があれば、お早めにご相談ください。
